「管理職って楽そうだけど実情を知りたい」
「管理職のメリット・デメリットを知りたい」
「管理職になる時のアドバイスあるかな」
こんな悩みにお答えしていきます。
オフィスでバリバリ仕事をする管理職をカッコイイと思っていたのは過去の話です。
テレビドラマに出るような30代後半の若手部長に憧れますよね。
しかし、現在の管理職は悩みが多いのが現状です。
具体的には
- トラブルへの対応
- 上層部からの圧力
- 平社員の数倍の仕事と責任
- 部下からハラスメントだと大合唱
- 管働き方改革、有給休暇の取得
幅広い業務を管理する必要があります。
そのため、中間管理職のメンタルによる休職や退職、自殺者が多いといわれます。
そこでこの記事では
- 楽ではない管理職の現実
- 管理職が仕事をしなくなる理由
- 管理職のメリット・デメリット
- 管理職にしてはいけない人の特徴
- 管理職に向けマネジメントに役立つ本
を詳しく説明していきます。
ぜひこの記事を参考に、管理職のメリット・デメリットを理解してストレスのない管理職ライフを目指しましょう。
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意外と楽ではない管理職の5つの現実
管理職になるとオフィスの奥の方で優雅にコーヒー飲んだり新聞を読んでいるイメージがありませんか?
実は意外と管理職って楽ではないんです。
ここでは、管理職の辛い実情を解説していきます。
- 責任が重い
- 給料が安い
- 労働時間長い
- 休みが取れない
- 上下からのプレッシャー
一つずつみていきましょう。
1.責任が重い
管理職は決定責任が重いです。
部下の業務やプロジェクトの進捗状況などを、常に把握し必要に応じて判断を下すことが求められます。
役職が上がるにつれて、責任の範囲を広く重くなります。
場合によっては、企業全体に影響を与えることもあります。
管理職の責任については、関連記事「【管理職は辛いですよね!】責任・プレッシャー管理職を襲う様々な悩みを現役部長が解説します!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
2.給料が安い
管理職になると給料が下がる場合もあります。
一般的に課長以上になると残業代がカットされるからです。
役職 | 役付給 | 残業代 | 合計 |
係長 | 30,000円 | 30,000円 | 60,000円 |
課長 | 45,000円 | 支給されない | 45,000円 |
このような事態が発生します。
年齢的にも30代後半で、子供にもお金がかかる場合が多く苦しい思いをさせられます。
管理職の給料については、関連記事「【管理職の給料】現役部長の僕が実情を告白します!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
3.労働時間が長い
管理職の労働時間の平均は月177.4時間、残業時間の平均は月19.5時間とされています。
管理監督者になると、労働基準法上の労働時間に関する規定は適用されなくなりますので労働時間に法律上の上限規制はありません。
このデータから見ると意外と普通だと感じるかもしれません。
しかし、勤務時間外や休日にも対応が必要なことも多く、ワークライフバランスが崩れがちになってしまいます。
勤務時間外に一切電話に出ない方法もありますが、現実的では難しいでしょう。
管理職の労働時間は見かけ以上に長いです。
4.休みが取れない
管理職が率先して休みづらいものです。
どこの会社も余剰な人員を抱えてはいません。
働き方改革法の成立に伴い2019年4月1日以降、従業員に対して年5日の年次有給休暇を取得させる義務が発生しました。
管理の立場上、部下には優先的に有給を取得してもらう必要があります。
冠婚葬祭以外はほとんど休めない管理職も多いです。
管理職の休憩時間については、関連記事「【休めない】管理職に休憩時間はないのか?ヤバイ会社から早めに逃げよう!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
5.上下からのプレッシャー
多くの責任がありプレッシャーやストレスを感じます。
特に上司と部下の板挟みは辛いです。
たとえば、
- 上司からは売上や利益を求められます
- 部下からは待遇の改善やアドバイスを求められます
中間管理職として上手く立ち回る必要があるのはストレスです。
管理職のプレッシャーについては、関連記事「【管理職は辛いですよね!】責任・プレッシャー管理職を襲う様々な悩みを現役部長が解説します!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
管理職が楽して仕事しない3つの理由
うちの上司っていつも仕事せずに楽をしているように見えるんです。
そんな意見あると思います。
ここでは、管理職が仕事しなくなる理由を解説していきます。
- 年功序列で出世した
- サボリ癖がついている
- 頑張りが無駄になった過去がある
それぞれ詳しくみていきます。
1.年功序列で出世した
年功序列で出世した管理職は、そもそも仕事ができません。
特に成果が認められたわけではなく、勤続年数だけで今の地位についたからです。
終身雇用や年功序列といった日本独自の企業文化も少なくなってきました。
とはいえ、まだまだ根強く残っているのが現状です。
やる気が無い管理職は、部下から見ると楽をしているように見られてしまいます。
2.サボり癖がついている
サボり癖がついた管理職は仕事をしません。
同じ仕事を長年していると飽きも出てくるからです。
要領の良い人は、手抜きをしてもある程度仕事ができます。
管理職の士気は部署全体にも影響するので、かなりの悪影響といえます。
上司ガチャなんて言葉がありますが「ハズレ」と言わざるを得ません。
3.頑張りが無駄になった過去がある
今は仕事をしない管理職も頑張った時期がありました。
頑張りが正当に評価されなかったり、不遇の扱いを受けたりして今に至るからです。
マンガでもよくありますが、はじめは正義の道を進んでいた人が、ふとしたキッカケで悪の道に進むパターンです。
とはいえ、過去にそれなりに頑張ってきた人からは学べることも多いでしょう。
管理職は楽?メリット・デメリット
実際管理職ってどうなの?と気になる人のために、ここではメリットとデメリットを解説します。
管理職のメリット
長年の管理職を務めてる僕が実感する管理職のメリットです。
- 収入UPが望める
- 時間の融通がききやすい
- 経営を肌で感じることができる
順番に解説します。
1.収入UPが望める
管理職最大のメリットは収入UPです。
役付給が支給されることが一般社員とは大きな差になります。
年収UPを狙いたい人にとっては出世して管理職になることは必須といえます。
勿論、今の会社で頑張って上を目指すのもありですが、自分のスキルを生かして更なる上を狙うなら転職も良い選択です。
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登録は無料なので、情報収集だけでもしておいて損はありません。
ハイキャリア向けの転職エージェントついては、関連記事「【JACリクルートメント】94.7%の利用者が友⼈にすすめたい転職エージェント」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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2.時間の融通がききやすい
管理職は比較的時間の融通がききやすいです。
そもそも残業の概念がないからです。
何か用事がある時でも、自分で仕事のペースをコントロールすることができます。
とはいえ、部下からの目や部署全体の雰囲気をキチンと把握しておきましょう。
あまり自分の都合を優先していては部下からの信用を得ることが難しいからです。
3.経営を肌で感じることができる
経営的なことを直接感じることができるのもメリットといえます。
スキルUPや更なる出世を目指す人にはおすすめです。
会社の上層部、役員といった経営に近い層と触れ合うことが多くなるからです。
僕の場合は、経営会議にも出席しています。
取締役が会社の現状や今後のビジョンを協議する場です。
一般社員では味わうことができない貴重な経験になります。
今後執行役員や取締役になりたいと思っているなら避けては通れません。
管理職のメリットについては、関連記事「【理想の働き方】出世に魅力を感じない人続出!管理職にメリットはあるのか?」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
管理職のデメリット
長年の管理職を務めてる僕が実感する管理職のデメリットです。
- 部下の管理が面倒
- 嫌われるかもしれない
- 経営会議や取引先との接待が増える
順番に解説します。
1.部下の管理が面倒
部下の管理に頭を悩ませます。
日本の管理職はプレイヤーとしての仕事は得意でも、マネジメントは苦手な人が多いからです。
たとえば、選手として素晴らしい成績を残した野球選手が必ずしも一流の監督ではありません。
営業や販売の研修は充実していても、マネジメントに関する研修をキチンを実施している企業はまだまだ少ないのが現状です。
部下の管理に苦手意識をもってしまいます。
2.嫌われるかもしれない
管理職は嫌われ役だと考えましょう。
中間管理職の立場上、時には厳しいことを言う必要があるからです。
上層部と要望と、部下の意見を上手く擦り合わせながら仕事を進める必要があります。
とはいえ、なかなか上手くいかないことも多いです。
その証拠に日本中の週末の居酒屋では、会社や上司の愚痴が主なネタになっています。
嫌われたくはありませんが、ある程度は覚悟が必要です。
部下に嫌われた時の対処法ついては、関連記事「【必見】部下に嫌われた時の対処法を解説!信頼される上司になりたい!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
3.経営会議や取引先との接待が増える
管理職特有の付き合いが増えます。
ある程度会社の運営に決定力があるので、会議や接待に呼ばれるからです。
業種によっては週末のゴルフであったり、行政が主体の協議会の役員だったりします。
僕は観光関係の仕事なので
- ○○観光連絡協議会
- ○○交通会議
- ○○イベント会議
といった会議や協議会に召集されます。
とはいえ行政主体で話が進むので、会議中に何か意見を言うことがありません。
単純に時間が拘束されるのが辛いと常々感じています。
管理職は、仕事とプライベートの境がなくなり、ワークライフバランスが崩れがちになってしまいます。
管理職のデメリットついては、関連記事「【現役部長告白】管理職に「なる・ならない」それぞれのデメリット!出世以外に価値とは?」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
管理職にしてはいけない人3つの特徴
管理職次第で部署の雰囲気や仕事の成果が大きく変わります。
ここでは、管理職にしてはいけない人の特徴を解説していきます。
- 向上心がない
- 尊敬できない
- 責任逃れがうまい
一つずつみていきましょう。
1.向上心がない
向上心がなければ管理職は務まりません。
もっと良くしたいと思わなければ組織は発展しないからです。
その日が無事に終わればOKなその日暮らし的な考えの人もいます。
一般社員なら、何も考えずに上からの命令を淡々とこなせばOKです。
しかし管理職は、より効率的に収益が上がる方法を日々考える必要があります。
経営的な視点や姿勢が求められるので、いつまでも一般社員と同じ目線はNGです。
2.尊敬できない
人として尊敬できない人に管理職は務まりません。
組織は人と人との繋がりだからです。
着いていきたいと思わせるような人間でなけれなりません。
特に中小企業においては経営者が魅力的であれば人が集まります。
上司が尊敬できない時の対処法ついては、関連記事「【現役部長が解説】尊敬できない上司の特徴と対処法3選!反面教師にして理想の管理職へ」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
3.責任逃れがうまい
管理職が責任から逃げてはいけません。
部下の仕事に対して責任が求められるからです。
自分のことより会社のことや部下のことを考える必要があります。
トラブルが発生した時に逃げ出す上司がいます。
僕の直属の上司が典型例で、メンタルをすり減らす人事系の案件は部下に丸投げして知らんぷりです。
当然ながら部下からの信用はありません。
信用できない上司の対処法ついては、関連記事「【もう悩まない】上司が信用できない時の対処法!いつでも環境は変えれます」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
不適切な人が管理職なら黄色信号
不適切な人が管理職を務めている会社の将来性は黄色信号です。
- 今はまだ良くてもこの先どうなるか分かりません
- 急に何かあっても家族が路頭に迷うことになります
そうならない為にも日頃から情報を集めておきましょう!
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