「管理職は暇で良いのか知りたい」
「管理職がやるべきことを知りたい」
「仕事中の暇な時の過ごし方を知りたい」
こんな悩みにお答えしていきます。
管理職は忙しいのが当たり前だと思っていませんか?
日本の会社ではいまだにそう思っている人が多いです。
管理職を任される人は、プレーヤーとしても優秀なので未熟な部下を見ると、つい自分でやってしまいがちです。

本来管理職は、部下とは次元の違う付加価値の高い仕事をしなければなりません。
そこでこの記事では
- 管理職が暇になると不安になる理由
- 管理職は暇でもOK
- 暇な管理職が優秀な理由
- 暇でダメな管理職
- 管理職が暇な時の過ごし方
を詳しく説明していきます。
ぜひこの記事を参考に、余裕のある優秀な管理職を目指しましょう。

管理職は暇でもOK

結論ですが、管理職は暇でもOKです。
部下から見た姿を想像してみましょう。
たとえば上司が「忙しいんだから声かけるなよオーラ」を出していると近づきたくありません。

上司がいつも忙しそうでイライラしていては、相談できる雰囲気ではありません。
結果的に部下から頼りにされなくなり、部署の生産性や雰囲気が悪くなります。
真面目な人ほど、暇なことに罪悪感を抱きがちですが、ある程度余裕を持っていないとトラブルの対応もできません。
暇になると不安になる理由

仕事が無くて暇な状態になると不安になります。
もしかしたら自分は会社に必要ないかもしれないと思うからです。
どんな職種でも暇になる時は必ずあります。
ここでは、会社が原因の場合と自分が原因の場合の2パターンを順番に解説します。
会社が原因で暇になる
会社が原因で暇になるならそれほど気にする必要はありません。
具体的な理由は下記の通り。
- 効率の良い運用の仕組みができている
- 業種の特性繁忙で閑散期や閑散期がある
- 管理職が仕事を上手くコントロール出来ていない
自分が原因で暇になる
逆に自分が原因で暇になるような場合は勤務態度を改める必要があるかもしれません。
- スキル不足で仕事を任せてもらえない
- 仕事をもらいに行く姿勢や行動力が足りない
- 役職についてないので作業者として働いている
常に仕事がないと不安になる気持ちは分かります。
しかし自分にどうすることもできない場合は不安に感じる必要はありません。
それで評価を落とすような会社であれば会社のやり方に問題があると考えましょう!
今の会社になんとなく疑問を抱くようなら、一度転職サイトに登録して情報を収集してみましょう。
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暇そうな管理職ほど優秀な3つの理由

実は暇そうにしている管理職はマネジメント能力が優れているといえます。
ここでは、暇そうな管理職ほど優秀な理由を解説していきます。
- 部下に任せるのが上手い
- タイムマネジメントができている
- 部下が目指したい理想の管理職像になる
一つずつみていきましょう。
1.部下に任せるのが上手い
暇そうに見えても部下のマネジメントがしっかりできています。
優秀な管理職はキチンと部下に仕事を任せることができるからです。

プレイヤーとして優秀な管理職はやっている感を勘違いしてしまいます。
部下のレベルに合わせて仕事を割り振りできる管理職が優秀といえます。
任せた後はフォローや進捗管理を怠らず、任せた仕事の責任はしっかり取ってくれます。
結果的に自然と部下の成長を促し部署の成果も上がります。
2.タイムマネジメントができている
暇そうに見えてもタイムマネジメントができています。
仕事全体のタスクと必要な時間をしっかり把握しているからです。
仕事をしていると「この作業無駄じゃね?」と感じることがあります。
優秀な管理職は無駄な業務は改善して、効率的に仕事を進めることができます。
部下に無駄に残業させることもありませんし、自分が不必要に残業することもありません。

こうした人が上司だと、いざという時は力になりたいと思います。
3.部下が目指したい理想の管理職像になる
暇そうな管理職のほうが、部下が目指したいと感じてくれます。

毎日忙しそうして疲弊している姿を見せていると、誰も出世したいと思いませんよね。
特に現代は、ワークライフバランスという言葉にあるように、仕事とプライベートとのバランスを重視しています。
「出世したら忙しそうだから出世したくない」と部下に思われると、部下の本来の力も発揮されません。
サボるのは論外ですが、管理職はある程度余裕があるほうが理想です。
急なトラブルにもスムーズに対応できるというメリットもあります。
理想の上司については、関連記事「【誰もが憧れる】理想の上司の特徴!ダメな管理職にならない為のポイント」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
暇でダメな管理職もいる

暇そうにしている管理職が全て優秀というわけではありません。
実は暇そうにしているので優秀かと思いきや、仕事ができない管理職もいます。ここでは、暇でダメな管理職の例を解説していきます。
ここでは、暇でダメな管理職の例を解説していきます。
- 結果を何も出していない
- 仕事を丸投げしている
- 単純に仕事をしていない
それぞれ詳しくみていきます。
1.結果を何も出していない
まだ何も成し遂げていないのに暇そうにしていてはいけません。
結果を出していない人は部下から尊敬されないからです。
たとえば、過去に大きな成果のある人であれば何もしなくても存在感があります。
しかし何者でもないような人が仕事もせずに暇そうにしているのは部下としては不満を抱きます。

上に立つ者としては、ある程度の権威性や実績が必要です。
尊敬できない上司については、関連記事「【現役部長が解説】尊敬できない上司の特徴と対処法3選!反面教師にして理想の管理職へ」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
2.仕事を丸投げしている
仕事を作業ロボットのように上から下へ丸投げする管理職がいます。
基本自分が仕事をしたくないからです。
上層部の役員連中にはヘコヘコしていて世当り上手が多い。

管理職としては勿論ですが、人間としてどうなの?と思ってしまいます。
3.単純に仕事をしていない
単純に仕事をしない人は、管理職でも一般職でも使い物になりません。
主にはやる気がないことが理由です。
具体的には下記の通り。
- 今のポジションが不服
- ローンや子育てが片付いた
- 既に定年までの先が見えている
管理職がダメだと部署全体がダメと判断されかねません。
部署の成績が悪ければ、ボーナスにも悪影響を及ぼすので、仕事をしない管理職は論外です。
仕事ができない上司については、関連記事「【どこの会社にもいる】仕事ができない上司に疲弊!現役部長が上手な付き合い方を教えます」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
管理職が暇な時の過ごし方

管理職という立場上、なんとか会社に貢献したいと考えますが暇な時間は出てきます。
一通り戦略を練って指示を出し、部下が作業をはじめると暇になるからです。
ですが、部下がスムーズに仕事ができるようにサポートするのも上司の役割です。
大切なのは部下に対して
- 目配り
- 気配り
付かず離れずの上手な距離感を意識したいです。
部下から好かれる管理職は必要以上には手助けせずに成長を促すことができます。
まとまった時間で暇になってしまったときは
- 自己研鑽に時間を使う
- 新しい事業アイデアを模索
- 部下との1on1に時間を割く
管理職だからこそできる動きをしてみても良いでしょう。
理想の上司については、関連記事「【誰もが憧れる】理想の上司の特徴!ダメな管 理職にならない為のポイント」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
管理職以外も知るべき!暇つぶし

暇だけど、堂々とサボるわけにもいかないのでどうやって暇をつぶすか?
管理職だけでなく、サラリーマンなら誰でも一度は感じたことがある悩みですよね。
ここでは、OKな暇つぶしとNGの暇つぶしを順番に解説します。
OKな暇つぶし
OKな暇つぶしの例は、下記の通り。
- 通常業務の勉強
- 業務の改善箇所を洗い出しブラッシュアップ
- 業務や今後のキャリアに役立つ資格取得勉強
自分や会社の成長に繋がるような暇つぶしであれば全く問題でしょう。
管理職に読んで欲しい本を、関連記事「【2023年最新版】管理職に読んで欲しいおすすめ本」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
NGな暇つぶし
これをやっているとヤバいNGな暇つぶし例は、下記の通り。
- 副業などの個人の仕事をする
- スマホゲームやネットショッピングをする
- パソコンやスマホでネットサーフィンをする
特に最近はスマホが手元にあるので、仕事中にLINEしている人をよく見ます。
仕事相手や社内の業務連絡の可能性もあるのでなんとも言えないのが現状です。
とはいえ、スマホを触っている=遊びだと思われかねません。

仮にあなたの会社の管理職が、暇を持て余しているようでは会社の将来は危ないかもしれません。
万一に備え、情報収集だけでもしておきましょう!
おすすめの転職エージェントについては、関連記事「【2023年最新版】おすすめ転職エージェントまとめ 人事歴17年の僕が教えます!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!