部下に無視されて悩んでます。
もしかしたら嫌われてるのかな?
とは言え、それでも部署を上手くまとめないといけないな。

上司を無視するという行為は、社会人として問題のある行動ですが、無視する人がいるのは事実です。
そもそもこういう問題は、ある日突然発生するのではなく、きっかけはもっと前にあります。
気づかないうちに始まっているので非常に厄介な問題なのです。
理由はよくわからないし、自分の人望がないんだろうか。


日頃からの態度が大切で、無視がおきない環境を作ることが大切になります。
悪い空気は伝染しますので、小さな火種が部署全体に広がり大惨事なんてことになりかねません。
管理職として問題から目を背けず、勇気を出して解決に一歩踏み出しましょう。
そこで今回は、部下に無視される原因と対処法を紹介していきます。
本記事で解決できるお悩み
- 部下に無視される原因を知りたい
- どうすれば良いか対処法を知りたい
- 部署を上手くまとめたい
部署をうまくまとめて仕事を円滑に進めたい人、是非記事をご覧ください。

部下に無視される3つの理由


職場で上司を無視をすることは何も生み出しません。
上司を無視することは、部下側にとってメリットはありません。
会社はピラミッド型の組織なので、あらゆる権力において上司の方が上だからです。
下手に逆らうと自分の社内での立場も危うくなります。
それでも部下に無視されたという管理職の悩みをよく聞きます。
部下に無視される原因は、次の3点です。
- 上司の指示が理解できない
- 評価や待遇が不公平で不満がある
- 上司として信用されていない
順番に解説していきます。
①上司の指示が理解できない
上司の指示が理解できなかったり、納得できないと無視されてしまいます。
仕事ができる上司が陥りやすい状態で、言葉足らずであったり、指示の本質をキチンと説明していない場合に起こります。
自分が仕事ができるので、十分な説明や指導ができてなく、部下がキチンと納得していないからです。

少し昔気質な上司だと、自分の背中を見て感じとって仕事をしてくれという感じの人が多いですが、令和時代には通用しません。
部長が何を言っているかよくわからないから、コミュニケーション取りづらいな。

現在はマニュアル至上主義の若者が多いので、丁寧な指導が必須になります。
少しドライに思えてしまいますが、キチンと説明すれば非常に扱いやすいです。
逆に上司の指示があいまいだったりすると、部下から無視される原因になります。

部下に指示する際には、その業務をする意義も含めてキチンと説明して丁寧な指導を心がけましょう。
②上司の評価や待遇が不透明・不公平
どの部下に対してもフェアでいることは、無視されない上司になるためには大切な条件になります。
自分の意見を聞いてもらえなかったと感じたときや、不公平だと思うことがあったとき、不満の気持ちが芽生えるからです。
人それぞれ仕事で重視しているものが違うので見極めが難しいので管理職は頭を悩ませます。

絶対にNGなのは指示する内容がブレること。
言うことがコロコロ変わる上司には、誰も付いていこうと思いません。
トラブルの対応や、社員や家族の病気の際の対応等、どの部下に対しても同じ対応をする必要があります。
Aさんの家族が入院した時の待遇と、自分の場合の待遇が明らかに違うんだけど。

こう思われると最悪です。
上司にとって小さなことでも、不遇な対応をされた部下は忘れません。

僕は処遇簿として、各社員に取った対応等を日々メモしています。
ポイントは、小さなことでもメモしておくこと。
小さなことを記録しておくことで部下との会話のきっかけにもなるのでオススメです。
どの部下に対してもフェアでいることは、無視されない上司になるためには大切な条件になります。
③上司として信用されていない
上司としての仕事ができていない人は部下から無視されます。
上司として尊敬できない人についていこうと思わないからです。
典型的なのは、無責任な上司です。
自分のミスを会社の責任にしたり、他の社員の責任にするような上司は部下から信用されません。
当然ですが、トラブルが好きな人はいません。
トラブルが発生した際には、逃げたくなる気持ちも分かります。
とは言え、管理職である以上、逃げるわけにはいきません。

管理職が逃げたら、試合終了です。
部下が困っている時こそ、管理職の出番であることを忘れないでください。
助けて欲しい時に助けてくれない上司は当然信用を失います。
結果、部下から距離をとられたり無視されたりという対応になってしまいます。
無視してくる部下の対処法3選

無視してくる部下にはどのように対処したら良いでしょうか?


職場で部下に無視されるのは辛いですよね。
勇気を持って踏み出すことで、今を変えることができます。
無視してくる部下の対処法は、次の3点です。
- 自分に問題があることを認める
- 直接ざっくばらんに原因を聞いてみる
- 毅然とした態度で接する
順番に解説していきます。
①自分に問題があることを認める
簡単なことではないですが、無視される原因が自分にあることを認めましょう。
ほとんどの問題について同じですが、解決のための第一歩は、まず自分が原因となって発生していることを認めることがはじまりだからです。
プライドが邪魔してなかなか自分の非を認めることができないんだよな。

そう言った意見もあると思います。
とは言え、下手に偉ぶる上司より素直に非を認める上司のほうが確実に信頼されます。
簡単なことではないですが、自分に問題があることを認めましょう。
②無視する理由を直接ざっくばらんに原因を聞いてみる
ざっくばらんに聞くがポイントですが、原因を直接聞いてみましょう。
ストレートですが本人に直接聞くことで、実は小さな誤解が原因だったりしたスムーズに解決する場合もあるからです。
具体的には、こんな感じ。

Aさん、最近冷たいけど、僕何か言ったかな?
部下側もまさか直接聞かれると思っていません。
大体の場合は、こんな感じ。
別に何もありませんけど。

忙しくても、日頃から部下の声にはしっかり耳を傾けることを徹底しましょう。
親身になって指導したり、丁寧なフィードバックが大切です。
とは言え、関係が悪化していて直接聞くのは厳しいという場合もあります。
直接聞くのが難しい場合は、周りにそれとなく聞いてみましょう。
日頃から、話かけづらい上司にならないことが大切です。
ざっくばらんに直接原因を聞いてみることは、意外と問題解決近道になります。
部下に親近感を持たれるコミュニケーションについては、「【話しかけづらい上司】親近感を持たれるコミュニケーションとは?」にて解説してます。 是非記事をご覧ください!
③毅然とした態度で接する
部下に無視されても上司として毅然とした態度で接しましょう。
おどおどしたり、変に気を使ったりすると事態は悪化してしまいます。
管理職側が部下の無視に対して、過度に気を使いすぎた為、部下の行為がエスカレートすることもあります。
学校のイジメにも似ている状況ですが、小さなきっかけがクラス全体に広がるようなイメージです。
部署全体から無視されて、精神を病んでしまったという事例あります。
自分は気も弱いし、平常心でいるのは難しいですよ。

確かに、部下に無視されるような状況で毅然と振る舞える精神力があれば、悩むこともないかもしれません。
とは言え、会社組織である以上、絶対的な地位は管理職が優位です。
自分が上司であるという考えをしっかり意識して、毅然とした態度で部下に接しましょう。
部下からの無視はパワハラに該当する?

部下が上司を無視するのは、厳密言えばパワハラに当たります。
とは言え、部下から上司へのパワハラは表沙汰になりにくいのが特徴です。
パワーハラスメントの定義は、下記の通り。
- 職場において行われる優越的な関係を背景とした言動であること
- 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものであること
- 労働者の就業環境が害されるものであること
転勤で新しい営業所に配属されて、意識高めに乗り込んだは良いが、なかなか意思疎通が上手くいかず苦しむという例はよく聞きます。
新しい所長のやり方についていけないよ。


特に今までぬるま湯に浸かって、のんびり仕事をしていた人から見ると、急に厳しいことを言ってくる上司は受け入れがたいですよね。
今までのやり方全否定で面倒くさいな。

結果的に部下が無視をはじめたり、指示を聞かなくなったりして職場崩壊してしまうこともあります。
上司からのハラスメントも社会的に問題視されてますが、部下からのパワハラも表沙汰になりにくいだけであるのは事実です。
部下からのパワハラは表沙汰になりにくい
部下からのパワハラは次のような理由で、表沙汰になりにくいです。
- 管理能力を疑われることになると思ってしまうから
- 会社もトラブルを避けたいから
順番に解説していきます。
①管理能力を疑われることになると思ってしまう
自分の能力が疑われると思ってしまうので、部下からのパワハラを誰にも言えずに苦しみます。
管理職としての自分の評価が下がると考えてしまうからです。
管理職には、更に上の立場の取締役等が担当についていることが多い。
自分も取締役まであと一歩いう段階であれば、ここでミスをするわけにはいきません。
そんなことをしても意味ないと思うけど。

そう言った意見もあると思います。
プライドが高い人は、相談相手もいない場合が多く1人で苦しんでしまいます。
日本の会社も少しづつ成果主義に移行しています。
とは言え、まだまだミスをしないことが重要視される会社は多い。
その為、どうしても上司は部下からのパワハラを受けても言えずに苦しみます。

人に相談できない人は、匿名でブログを書いたり、匿名でYouTubeにUPしたりしてはけ口を作るとかなり気分も楽になりますよ。
②会社もトラブルを避けたいから
会社も不要なトラブルは避けたいと考えてます。

上層部の経営陣は悪い報道による株価への影響をかなり気にしています。
昨今はSNSの発達により、悪いニュースは瞬く間に世間に拡散するのが現実ですよね。
問題を隠蔽したくなる気持ちはわかりますが、露呈した時のリスクを考えると素直に発表したほうが良いです。
最近の流れだと、従業員に新型コロナウイルス感染者が出た際には速やかに公表している会社を目にします。
とは言え、基本的にはトラブルがないに越したことはないので、会社は不要なトラブルは避けたいと考えてます。
部下からのパワハラの相談窓口
部下からの無視等により悩んでいる場合は、遠慮せずに外部の相談窓口を利用しましょう。
人間関係によるストレスは、想像以上に精神的に疲弊させるからです。
社内で各種ハラスメントの相談窓口が設置されている例もあります。

僕の会社だとこんな感じで、相談窓口が設置されてます。


とは言え、正直形ばかりでほとんど機能はしていません。
社内の相談窓口が機能していない、相談しにくいという人は多いと思います。
その場合は、会社がある場所の労働局または労働基準監督署に総合労働相談コーナーなら安心です。
電話でも相談可能で、相談員が対応してくれます。
パワハラが起きた事実関係を自分なりに整理しておきましょう。
- ハラスメントだと感じたことが起こった日時
- どこで起こったのか
- どのようなことを言われたのか、強要されたのか
- 誰に言われたのか、強要されたのか
- そのとき、誰がみていたか
総合労働相談コーナーは所在地各都道府県労働局、全国の労働基準監督署内などの379か所に設置してあります。
厚生労働省のサイトにて確認頂けます。
ストレスに耐え続けて疲弊する前に相談しませんか

「色々考えたけど、人間関係に問題がある職場は嫌だな」
社会人の多くは、対人関係の悩みを抱えています。
悩みの9割は人間関係によるものと言われているからです。
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「長い間勤めているので辞めにくいな」
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まとめ:部下に無視される原因と無視してくる部下の対処法

記事のポイントをまとめます。
部下に無視される原因、無視してくる部下の対処法のポイントです。
- 上司の指示が理解できなかったり、納得できないと無視されてしまいます
- どの部下に対してもフェアでいることは、無視されない上司になるためには大切な条件になります
- 上司としての仕事ができていない人は部下から無視されます
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本記事が、部署をうまくまとめて仕事を円滑に進める手助けになれば幸いです。
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