上司からのラインを既読無視して良いのかな?
既読スルーして気まずくならないか心配だな。


上司からのラインの返信って、どうすれば良いか悩みどころですよね。
気心の知れた家族や友人が相手であれば気にならないラインの返信も、相手が上司だと気になるのは当然だと思います。
ラインの返信のやり取りで、上司から嫌われるのは避けたいものです。

返信をどうするか考えているうちに、時間が経って返信しずらくなってしまった。
そんな経験ありますよね。
ラインは国内の利用率が80%を超える便利な連絡ツールで、ビジネスの場面でも幅広く活用されてます。
その反面、上司とのやり取りに悩む人が増えているのも事実です。
上司のラインに対する考え方を知っておくことがポイントになります。
そこで今回は、部下とラインする際の上司の気持ちと印象アップを狙う方法&NG行動を紹介していきます。
本記事で解決できるお悩み
- 上司からのLINEを既読無視して良いのかな?
- 既読スルーされた上司はどう思っているか気になる
- LINEで上司の印象UPするコツがあれば知りたい
ラインを既読無視された上司がどう思っているか知りたい人、是非記事をご覧ください。

ラインを既読無視された上司はどう思う?既読スルーされても気にしない!理由3選

結論を言うと、上司はラインを既読無視されても気にしていません。
そもそも返信は無しでOKと考えているからです。
上司の気持ちはこんな感じ。

あまり連絡したくはないけど、伝えておかないとな〜。
とりあえずラインを送っておこう。
特にラインの連絡が業務時間外となると、上司も気を使います。
一部のブラック企業を除いて、現在は仕事の時間とプライベートの時間の境目がキッチリしているからです。
お休みのところすいません。

みなさんも一度は聞いたことがあると思います。
業務時間外に仕事の連絡はタブーと考えが浸透してきて、働きやすい社会になりつつあります。
上司との人間関係は職場の居心地を左右する大きな要因です。
本記事で解説する部下にラインを既読無視された上司の気持ちを知れば、上司からのラインは既読無視でOKということが分かります。
上司のラインを既読無視でOKな理由は、次の4点です。
- 既読が付けば安心
- 逆に返信があるとあせる
- 未読のままだと不安
- 単純に忙しい
順番に解説していきます。
①とりあえず「既読」が付けば上司は安心
今までは直接指示していた内容も、ラインで済ませると非常に便利です。
直接言いにくいことも、ラインだと気軽に送信できるからです。
しかし上司は部下にどう思われるかを気にしてます。
結論、返信しなくても「既読」を付けておけば問題ありません。
それだと、既読スルーみたいな感じになるけど大丈夫かな?

そういった意見もあると思いますが、上司の胸中はこんな感じ

気になってラインを送ったけど…。
「既読」になったし、ひと安心だな。
特にラインのやり取りが業務時間外であれば尚更です。
上司からのラインは、「既読」を付けて内容を理解しておけば問題ありません。
②部下から返信が来ると上司はあせる
部下から返信が来ることを想定してないので、返信が来ると逆にあせってしまいます。
特に何か提案したラインや、小さな注意をしたラインの場合は、部下にどう思われてるかを気にしています。
そんなに気になるなら、直接言えば良いじゃないか~。


そういった意見もあると思います。
とは言え、相手にネガティブことを伝える場合は、ラインのような間接的な伝達方法が、最近は好まれる傾向がありますよね。
上司としても、部署を上手くマネジメントする為に、色々気をつかっています。
ライン等の文字主体のコミュニケーションが普及した現在のビジネスシーンは、コミュニケーションが希薄になるという懸念もありますが、合理的と考える人も多いです。
でも何か一言でも返信したいな~。


どうしても返信したいならひと言でOK。
下記に返信に使える便利なフレーズをまとめておきました。
上司へのLINEの返信に使える便利なフレーズ集
- ご連絡ありがとうございました
- 承知しました
- スタンプ
便利なフレーズ①ご連絡ありがとうございました
どんな場面でも使えるオールマイティーなフレーズです。
プラスαで、「引き続きよろしくお願い致します。」という一言を付け加えると更に良くなります。
ちなみに僕は、メールの結びの文章にもよく使用します。
便利なフレーズ②承知しました
上司から何か指示を受けた際に使用しましょう。
全てを会社内で終わらせるのがベストですが、どうしても後から気になった事を部下に指示する場面があります。
部署のグループライン等で、業務連絡があった際にも便利に使えるフレーズです。

「了解」という言葉を使う人がいますが、「了解しました」「了解いたしました」は、一般的に取引先や上司に対して使うことはNGとされてます。
同僚もしくは目下に対して使う言葉だからです。
上司との関係性は人それぞれですが、「承知しました」を使えばOKです。
とは言え、単に「承知しました」だけでは、業務的で冷たい印象を持たれるかもしれません。
そこで、「言われたことを復唱+承知しました」を合わせて使うと丁寧な印象になります。
言われたことを復唱することは、様々なシーンで活用できるテクニックなので、日頃から習慣にしておいて損 はありません。
便利なフレーズ③スタンプ
フレーズではないですが、ラインのスタンプは非常に便利です。
スタンプの使用については、結論職場の雰囲気次第になります。
友達的に仲が良くない限りは使用しなくてOKです。
送れる間柄なら簡単に送れるので便利に使えます。

上司とのやり取りなので、シンプルな無料スタンプをポンっと送れば OKです。
上司との関係で自分のことをあまり出したくないと考える人は多いと思います。
有料のラインスタンプは、自分の趣味嗜好が割とハッキリあらわれるので無料スタンプがオススメです。
③送ったLINEが未読のままだと上司は不安
既読スルーはOKですが、未読スルーはNGです。
当然ですが上司は、送ったラインが未読のままだと伝わっているのか不安になります。
ラインの通知のオフにしている人もいますが、仕事で使う部分は通知をオンにしておきましょう。

「見ました!」という意思表示の意味でも「既読」を付けてあげるのがマナーです。
ショップのライン等の公式ラインを多数登録していると、無数のラインが入るので、重要な通知がついつい埋もれがちになります。
中には100件以上の通知を放置していたり、そもそもラインを開かないという人もいます。
上司世代の考えは「ライン=通知は見る」という前提なので、「未読=無視」と思われるかもしれません。
健全な上司との関係を保つためにも、スルーでOKなので「既読」を付けましょう。
④上司は単純に忙しいので既読スルーを気にしない
上司という仕事は基本的に激務です。
単純に忙しいのでラインの返信は必要ないと考えています。
上司の胸中は...。

とりあえずラインを送っておいたので、後のことは宜しくお願いします。
本来はキチンとフォローするのが理想ですが、良い意味で忙しくてそれどころではないという上司は多いです。
返信が求めらているラインには対応が必要ですが、そうでなければ基本既読スルーを気にしていません。
上司とのラインで印象アップを狙う2つのポイント

何かと面倒な上司とのラインですが、少しの工夫することで印象をアップさせることができます。
具体的にどんなことをすれば良いの?

上司とのラインで印象アップを狙うポイントは、次の2点です。
- 相手が返信に困らないよう配慮したLINE
- LINEでも小さな気づかいを忘れない
順番に解説していきます。
①上司が返信に困らない内容を送る
上司にラインを送る際は、相手が返信に困らない内容を心がけましょう。
上司世代がラインを使い始めたのは最近のことで、不慣れな人が多いと思います。
社会に出る前から連絡ツールとしてラインを使っている世代と、上司の世代ではラインに対する捉え方が全く違います。
上司とのラインをスムーズに終えるポイント
- 疑問形で送らない
- コチラから終わらせる
上司にあれこれ考えさせないようにすることで、あなたはコミュニケーションがしやすい人間だと認識され良い印象に繋がります。
②上司も一人の人として気づかうLINE
クッション的に「お疲れ様です」と文頭に入れるとか、体調が悪そうな上司に「お大事になさってください」と文末に送る等、相手を気づかう一言は嬉しいものです。
基本的に、部下が上司を選ぶことはできないので、人間関係で消耗しないよう上手く立ち回るのが必須になります。
そう言われても、どうすれば良いのでしょうか?


一言で言うと、周りの状況をよく見るという感じですね。
気づかいが上手い人は周囲の状況をよく観察していて、何が求められているか敏感に察知します。
本人が気づいていないことを、さりげなく気づかいされるのは、非常に嬉しいです。
上司にとっては、一緒に働いて気持ちの良い部下と言えます。
上司とのラインでNG行動3選

反対に上司とのラインで、やってはいけないNG行動を解説します。
上司とのラインでNG行動は、次の3点です。
- 返信を催促するようなメッセージ
- 嫌味なメッセージ
- LINEでの謝罪
順番に解説していきます。
①返信を催促するような内容を送るのはNG
上司に返信を催促する人は少ないかもしれませんが、返信を求めるようなラインを送るのはNGです。
直接返信を求めていなくても、返信が必要と思われるよう内容を送らないよう注意が必要になります。
上司の業務は繁忙で、そもそも返信を求めていない場合が多いからです。
何かアドバイスを求める際にも、判断に困らないようにしてあげるとかなり親切だと思います。
具体的にこんな感じ。
A案とB案がありまして、私としては○○の理由でA案が良いと思います。
A案には✖️✖️のデメリットもありますが、それを補うメリットがあると考えますがいかがでしょうか?


こういった質問だと、上司としても非常に判断が楽ですよね。
一緒に仕事しやすい部下と考えるようになります。
②嫌味な内容を送るのはNG
上司に嫌味なラインを送るのはNGです。
ラインに限らずですが、気に食わないことがあると、嫌味を言ったり不機嫌な態度をとる人がいます。

結論を言うと、百害あって一利無しです。
嫌なことがあっても、負のオーラは表に出さないのがポイント。
上司との人間関係は、職場環境に影響を与える大きな要因だからです。
どうしても上司との人間関係に悩むようなら、今の職場フェードアウトすることもできます。
会社で消耗している時は盲目的になりがちですが、あなたが活躍できる会社は他にも沢山あります!
現在は非常に転職に対して前向きな時代で、生活スタイルや収入目標に応じて仕事を変えるのが普通です。
当面転職の予定がなくてもOK。エージェントに相談するうちに自分の中に隠れていた願望に気が付くこともあります。 初めての転職でも安心して使えるオススメのエージェントを、「王道の万能型転職エージェント3選」にて解説してます。 是非記事をご覧ください!
③LINEで謝罪するのはNG
ラインは簡単に送信できるので、言いにくいことはラインで済ませたいですよね。
特に悪い報告や謝罪は、直接よりもラインで送りたいと考えてしまいます。
そんな皆さんの心の内は当然上司にもバレてます。
謝罪や悪い報告は、直接が鉄則です。
それでもラインで悪い報告をする場合は、速報的な報告のみにしましょう。
具体的にはこんな感じ。

とりあえず、ご報告致しますが、詳細は再度明日ご報告致します。
翌日会社で、「昨日LINEでご報告した件ですが...。」と切り出すと話しやすくなります。
事前にワンクッション入れておいたので、悪い報告を受ける上司側にも気持ちの準備ができています。
まとめ:部下とラインする際の上司の気持ちと印象アップを狙う方法&NG行動

記事のポイントをまとめます。
部下とラインする際の上司の気持ちと印象アップを狙う方法&NG行動です。
- 上司からのラインは、「既読」を付けて内容を理解しておけば問題ありません
- 部下から返信が来ることを想定してないので、返信が来ると逆にあせってしまいます
- 健全な上司との関係を保つためにも、スルーでOKなので「既読」を付けましょう
- 単純に忙しいのでラインの返信は必要ないと考えています
- 上司にラインを送る際は、相手が返信に困らない内容を心がけましょう
- 本人が気づいていないことを、さりげなく気づかいされるのは、非常に嬉しい
- 返信を求めるようなラインを送るのはNGです
- 上司に嫌味なラインを送るのはNGです
- 謝罪や悪い報告は、直接が鉄則です
本記事が、皆さんと上司の良好な人間関係を築く手助けになれば幸いです。
ラインのやり取り以外で上司と合わないと悩んでいる人は、コチラの記事を是非ご覧ください!
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