上司に飲み会に誘われたんだけど断りたいな。
仕事が終わってまで関わりたくないんだよね。
そうは言っても、上司から嫌われたくはないし難しい問題だな。


僕自身20年間のサラリーマン生活で、参加した飲み会は1,000回近くになりますので、記事の信頼性は十分です。
新型コロナウイルスの影響で、近年は会社オフィシャルでの飲み会がありませんでした。
飲み会否定派にとっては嬉しい状況でしたが、コロナ禍による自粛も収まりつつあり、飲み会の機会も増えそうな雰囲気です。
「待ってました」と喜ぶ人もいる一方で、「うわ、行きたくない」「でも、断りづらい」と暗い気持ちになっている人もいると思います。

会社の飲み会に参加してこんな気持ちになったことありますよね?
時間とお金が無駄になったし、仕事より疲れたよ。


僕も飲み会は嫌いではないのですが、何故か帰り道になんとも言えない虚無感を感じてしまうことがあります。
そんな時は、決まって行くべきではなかったなっと思わされて参加したことを後悔してしまいます。
行かなくても良い飲み会を回避しつつ、行くべき飲み会には参加して上司と良好な人間関係を維持しましょう。
そこで今回は、上司に飲み会に誘われた時の断り方と誘いを断られた上司の気持ちを紹介していきます。
こんな方におすすめ
- 上司に飲み会に誘われた時の断り方を知りたい
- 飲み会の誘いを断られた上司の気持ちを知りたい
上司に飲み会に誘われた時の断り方を知りたい人、是非記事をご覧ください。

上司に飲み会に誘われた時の断り方

上司と関わるのは仕事中だけで十分だよ。
勤務時間が終わればいち早く解放されたいな。

ひと昔は、会社の飲み会は強制参加というイメージでしたが今は違います。

各種ハラスメントも周知されており、飲み会を強制するような上司は少なくなりました。
とは言え、上司からの誘いを断るのは気が引けます。

そんな人の為に、今日から直ぐに実践可能な飲み会の断り方を紹介します。
具体的な飲み会の断り方は、次の3点です。
- 「体調不良」は鉄板の断り文句
- 「前向きな態度」を示しつつ断る
- 段階的に断る
順番に解説していきます。
①「体調不良」を理由にすれば間違いなく断ることができる
当日誘われた時、体調不良は一番断りやすい理由です。
常識ある上司であれば、体調不良を訴えてる部下を無理やり飲み会に連れ出すことはないからです。
申し訳ございません。
今日は、朝から体調が微妙なんです。


ハッキリどこが悪いとは言わずに、ぼんやり体調不良を訴えるのがポイントです。
そんなん関係ない!体調不良もお酒飲めば治る!
という感じで、ゴリ押しする上司もいるかもしれません。
令和とは思えない、根性論を突き付けてくる人は未だにいます。
即座に会社から退職して逃げたいですが、上手く付き合わないといけないですよね。
実は薬も飲んでるんで、今日は失礼します。
また宜しくお願い致します。

という感じで、薬を飲んだまで伝えれば間違いなく断れます。
とは言え、毎回体調不良を理由にするわけにはいきません。
何度も使えない理由なので、どうしても行きたくない時に使用しましょう。
②「前向きな態度」を示しつつ断る
当日誘われた時、前向きな態度を示しつつ断ります。
一度肯定的な態度を示すことで、その後に断ってもそこまで印象を悪くならないからです。

〇〇君、今日帰りにご飯でもどう?
マジっすか?何か美味しいお店連れて行ってくれるんですか?
ちょっと予定確認してみますね。

*スマホや手帳を見て確認。
申し訳ございません。
今日、嫁さんの帰りが遅いので、子供の面倒見ない日だったです。
また宜しくお願い致します。

変に意識しすぎるとオーバーアクションで不自然になってしまうので注意が必要です。
肯定→確認→理由をつけて断る、という流れを意識しましょう。
せっかくの上司の誘いを、頭から否定してしまうと、上司としては良い気がしません。
一度前向きな態度を示して、肯定の意を表すことで上司の感じ方はかなり違います。
③段階的に断る
段階的に断るのは、当日の誘いの時も事前の誘いの場合もオールマイティ―に使える方法です。
少し堅苦しいと思うかもしれませんが、相手は上司なので丁寧に接しておいて損はありません。

①感謝→②理由→③謝罪→④関係継続のお願いという4ステップで段階を踏んで断りましょう。
ふじた部長、本日はお誘いありがとうございます。
せっかくのお誘いですが、今日は朝から体調が優れないので欠席させて頂きます。
また次回宜しくお願い致します。

感謝を伝えつつ、明確な理由を述べてハッキリと断るのがポイントになります。
メールやLINEでもそのまま使える方法なのでオススメです。
とは言え、メールやLINEは相手に態度や表情が伝わらないので丁寧な表現を心がけましょう。
ハッキリと断っても問題ないのかな。


そう言った意見もあると思いますが、全く問題ありません。
この4ステップは、友人からの誘いは勿論、何かセールスをうけた際にも使用可能なので、是非活用してください。
こんな断り方をしていると上司に嫌われる

ついついやりがちな上司に嫌われる断り方を紹介します。
遅くなると断りにくくなるので、断る場合は早めに回答するのが基本です。
グループLINEの場合だと、他の人が断った後に断りを返事をするのは便乗しているみたいに思われかねません。
上司に嫌われる断り方
- 「行けたら行きます」等あいまいな返答をする
- 露骨に嫌な顔をする
- 行きたくない理由をストレートに言う
- 返事をしない
- ドタキャンをする
- 相手に感謝の気持ちや申し訳ないという心がない
- バレやすいウソをつく
行きたくないとはいえ、相手は上司です。
今後の職場での雰囲気を考えると、関係を維持しつつ飲み会を回避する必要があります。
上司に嫌われるような断り方は避けるべきです。
部下に飲み会の誘いを断られた上司の気持ち

ひと昔は上司が飲み会に誘えば、他の予定をキャンセルしてでも付き合うというのが通例でした。
サラリーマンは会社の為、上司の為という考えだからです。
しかし現在は、仕事は仕事、プライベートはプライベートという感じでキッチリと分けて考えるのが一般的です。
各種ハラスメントも周知されており、上司も部下との関わり方はかなり気にしています。
部下に飲み会の誘いを断られた時の上司の気持ちは、次の2点です。
- 断られたけど、まあ仕方ない
- とにかく飲みに行きたい
順番に解説していきます。
断られたけど仕方ないので、別の方法を考える

部下を飲み会に誘ったけど断られちゃったよ。
昨今の事情を考えるとまあ仕方ないかな。
こういうタイプの上司は、飲み会自体に価値は感じていません。
懇親や親睦等、仕事をスムーズに進めるための手段として考えているからです。

仕方ないので、普段からのコミュニケーションをとったり、機会があればランチでも誘ってみよう。
ランチの誘いだとかなり断りにくいです。
お弁当派だと主張しても、事前に約束してきてご馳走するからその日はお弁当持ってこないで!と言われると断りようがないからです。
とは言え、このような上司は部下の気持ちに配慮してくれているタイプ。
ランチに誘う際にも、強制的な言い方はせずに、選択肢と主導権を部下の判断に委ねます。
上司がご馳走してくれるならラッキーだと割り切るのも良いかと思います。
とにかく飲みに行きたいと思っている
飲みに行けば全て解決すると考えていて、とにかく飲みに行きたいと考えている上司もいます。
上司と付き合うのは当然という考えで、自分自身が今まで上司との半強制的な飲み会に付き合ってきた経験があります。
自身もお酒好きなので、部下にはご馳走もしたいし飲みにケーションを取りたいと思っています。
時代錯誤の考え方ですが、こういうタイプの上司はまだまだいるのが事実です。

ワンマンな体育会系な人が多く、好かれると強い味方になりますが、嫌われると面倒ですよね。
とは言え、あまり尾を引きません。
部下に飲みの誘いを断られても別の部下を誘って、結局なんらかの方法で自分が飲みに行くからです。
上司がこういうタイプなら毎回断るのは無粋なので、関係性を考えると時々は付き合うのも必要かもしれません。
どうしても断り続けるなら、家族の仕事の都合や子育てを理由に、飲み会に参加しないイメージを定着させましょう。

家族の理由にも関わらず、飲み会を強制する上司は流石にいないはず。
仕方なく上司との飲み会に参加する時の過ごし方

いくら断り続けても、全ての飲み会を回避するのは難しいかもしれません。
会社全体や部署全体の、歓送迎会や忘年会等になると流石に断るのは難しいからです。
やむを得ず飲み会に参加する時のやり過ごし方を紹介します。

結論、とりあえず無難に飲み会の2時間を乗り切りましょう。
無難に飲み会を乗り切るポイントは、次の2点です。
- 座る席が重要
- 1次会で帰る
順番に解説していきます。
よくしゃべる人の近くに座る
飲み会に参加する時、座る位置はかなり重要になります。
今から始まる約2時間の運命を左右すると言っても過言ではないからです。
よくしゃべる人の近くに座りましょう。

何を話そうか気を使うのも面倒だし、会話が上手く続かない時の微妙な雰囲気は非常に気まずいですよね。
よくしゃべる人の近くだと、自分から話しかけたり、話題を提供する必要がないので楽です。
シンプルに聞き役に徹しましょう。
万一座る席を間違えた場合には、ドリンクなどの注文係をしましょう。
注文を聞いたり、みんなに配ったりしていると時間が経ちますし、周りからはよく気が利く人だと思われます。
良いポジションをゲットする為にも、集合時間より少し早めに到着して会場の席配置等を見ておきましょう。
事前の対策が飲み会での明暗を左右します。
1次会でさっさと帰りましょう

僕は割と調子に乗りやすい性格なので、行かないと決めていてもついつち2次会に行ってしまいます。
しかし大体、帰り道で後悔してしまいます。
お酒が入るとついついその場の雰囲気に流されてしまいますが、そこは心を鬼にして帰りましょう。
決意が揺らいでしまう人は、飲み会終了時間付近にスマホのアラームをセットしておくと、ふと我にかえることができるのでオススメ。
自分が行きたくない飲み会であれば、1次会に付き合っただけで十分です。
2次会以降は、お金も時間も無駄になるし、寝不足で翌日のパフォーマンスも下がるし本当に良いことがありません。
まとめ:上司に飲み会に誘われた時の断り方と誘いを断られた上司の気持ち

記事のポイントをまとめます。
上司に飲み会に誘われた時の断り方と誘いを断られた上司の気持ちです。
- 当日誘われた時、体調不良は一番断りやすい理由です
- 当日誘われた時、前向きな態度を示しつつ断ります
- 段階的に断るのは、オールマイティ―に使える方法です
- 上司に嫌われるような断り方は避けるべき
- 飲み会を懇親や親睦等、仕事をスムーズに進めるための手段として考えている上司もいる
- 飲みに行けば全て解決すると考えていて、とにかく飲みに行きたいと考えている上司もいます
- 飲み会ではよくしゃべる人の近くに座りましょう
- 飲み会は、1次会で帰りましょう
本記事が、上司に飲み会に誘われた時に断りたい人の手助けになれば幸いです。
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