「うちの管理職は仕事をしていない」
「忙しそうにはしているけれど」
「実際は何をしているんだろう?」
こんな悩みにお答えしていきます。
あなたの会社にも、仕事をしない管理職っていますよね。
部下より遅く来て早く帰り、大した仕事もしていない。
なのに自分たちの何倍も給料をもらっているのは、理解できない。
そこでこの記事では
- 仕事をしない管理職は多い
- 管理職が仕事をしない理由
- 仕事をしない管理職への対処法
- 管理職が仕事をしない時の対処法
を詳しく説明していきます。
ぜひこの記事を参考に、仕事をしない管理職に疲弊しないようにしましょう。
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仕事をしない管理職は多い
仕事をしない管理職はたくさんいます。
「働かないおじさん」なんて言葉があるくらいだからです。
窓際族と呼ばれたり、マインスイーパーおじさんとも呼ばれたりしています。
ある程度の年齢や役職になっても、特に担当する仕事がありません。
どこの会社にも必ずいて、周囲にストレスを与える存在です。
仕事をしない管理職をどう捉えれば良いか解説します。
- パレートの法則で考えてみる
- 管理職が仕事をしない良い例
- 管理職が仕事をしない悪い例
一つずつみていきましょう。
1.パレートの法則で考えてみる
パレートはイタリアの経済学者で、パレートの法則の統計モデルを打ち出しました。
パレートの法則とは、簡単に言うとある数値の大部分は「全体を構成しているうちの一部が生み出している」法則です。
たとえば、会社の場合だと全体の8割の仕事は2割の人間で賄っています。
要する、一部の優秀な社員によってその大部分が生み出されているわけです。
なんとなく理解を得やすいのではないでしょうか。
優秀な一部の社員がいれば概ね問題ないことはよくあることです。
仕事をしない管理職がいるのもある程度は仕方ないといえます。
2.管理職が仕事をしない良い例
管理職が積極的に仕事しなくても、業務が順調に進んでいる状態です。
成果も出ていて部下が主体的に動くことで仕事が回っていて、管理職の役割はサポートする程度で済んでいます。
部下は自分が何をすればいいのかが明確で、自主性を尊重する環境も整っています。
管理職は部下だけでは解決できないことにのみ対応すれば良い状態です。
3.管理職が仕事をしない悪い例
部下に仕事は振るが、自分では何もやらない悪い例です。
経営陣や上司の顔色は伺うが、部下に対しては厳しい。
責任も取らず、成功したら自分の手柄、失敗したら部下の責任にする最悪のパターンです。
自分の保身しか考えていないので、全く信用もできません。
信用できない上司については、関連記事「【信用できない上司】特徴と対処法を教えます!それでも辛いなら転職も視野に入れよう!」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
すぐ降りてほしい仕事をしない管理職
仕事をしない管理職は部下にとっても会社にとってもマイナスです。
給料は高いのに、昼寝をしたりデスクで暇そうにしている姿には腹が立ちます。
ここでは、皆さんの周りにもきっといる仕事をしない管理職の実例を紹介します。
- 愚痴が多い
- やる気がない
- とにかく偉そう
- 責任をとらない
- すぐに感情的になる
- 情報がおりてこない
- 自分の武勇伝を語りだす
- 忙しいフリだけしている
- 経営的な視点・姿勢がない
- さぼることばかり考えている
- 自分の言っていることが正義
- 部下の手柄を自分の手柄にする
- 部下よりも自分の利益を優先する
- 役員や上層部にはペコペコしている
- 社員の教育をしない関わろうとしない
こんな管理職がいる会社で働いていると、ストレス満点でしょう。
メンタルを病んでしまう前に、一度話を聞いてもらうことがおすすめです。
とはいえ、社内の人やリアルな知り合いには話しづらいと思います。
【coachee】には転職・就職相談から副業・現職のお悩み相談まで、あなたのキャリアの悩みに応える専門コーチがいるので一度相談してみましょう!
管理職が仕事をしない4つの理由
管理職が仕事をしない理由を解説します。
- 年功序列で出世した
- 手を抜くことが習慣化
- 自分は仕事ができると勘違い
- 過去に頑張りが無駄になった経験
それぞれ詳しくみていきます。
1.年功序列で出世した
年功序列で出世した管理職は仕事をしません。
仕事の成果が認められて出世したわけではないからです。
地方の中小企業には、年功序列が根強く残っています。
とりあえず、真面目に働いているだけで20年くらいすれば課長になります。
とはいえ、本人には全くマネジメント能力はありませんので満足な仕事ができません。
仕事ができない上司については、関連記事「【どこの会社にもいる】仕事ができない上司に疲弊!現役部長が上手な付き合い方を教えます」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
2.手を抜くことが習慣化
悪く言えば、サボり癖がついている状態です。
マンネリ化した仕事内容や、同じ部署が長いことが原因です。
とはいえ、昨今は慢性的な人員不足で人事異動もままならなりません。
性善説か?性悪説か?経営者の方は頭を悩ませます。
会社の体制にも問題があるといえます。
3.自分は仕事ができると勘違い
勝手な思い込みで仕事ができると勘違いしています。
プライドの高いタイプの人が多いです。
これまでに、あまり注意や指摘をされてこなかったので自分は仕事ができると思っています。
このような人が管理職だと、部署全体が悪い評価になるので部下としては勘弁して欲しいです。
人事部や更に上層部に部署異動を申し出たり、最悪の場合今後のキャリアを検討すべきです。
少しでも今の状況に疑問を感じるなら、まずはプロに相談してみましょう!
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4.過去に頑張りが無駄になった経験
昔はバリバリ働いていたけど、今は仕事をしなくなりました。
評価が正当にされなかったり、何か人間関係のトラブルに巻き込まれたりした経験があるからです。
僕自身にも経験があります。
売上目標を大幅に超えていたにも関わらず、賞与で大した評価を受けませんでした。
正直に言うと、かなり士気が下がったのを記憶してます。
評価の基準や査定等、特にお金に関わる部分がルーズな会社はNGです。
仕事をしない管理職への対処法6選
仕事をしない管理職への対処法を解説します。
- とにかく気にしない
- 出世をして追い越す
- 部署の異動願いを出す
- さらに上の人に相談する
- ボスマネジメントを駆使する
- 耐えられない場合は転職を考える
順番に解説します。
1.とにかく気にしない
自分の上司が仕事をしなくても気にしないほうが良いです。
下手に気にして嫌な気分になっても仕方ありません。
確かにみんなが残業して頑張っているのに、マイペースで仕事もしない管理職には腹が立つかもしれません。
あの人はそういう人なんだ、まあそういうこともある。
と自分に言い聞かせて気にしないようにしましょう。
2.出世して追い越す
出世して追い越してしまえば問題ありません。
サラリーマンにとって、役職による上下関係は絶対だからです。
日本特有の年功序列制度から、実力で判断される成果主義に変わりつつあります。
仕事の出来次第では、自分より若い人が上司になるなんてことも日常茶飯事でしょう。
自分の上司が仕事しないなら、出世して追い越せばOKです。
3.部署の異動願いを出す
仕事をしない上司といるのが辛いなら異動願いを出しましょう。
部署異動が可能な会社には即効性のある方法です。
とはいえ規模の小さな会社で、そもそも部署異動がない場合もあります。
その際は我慢するか転職を考えるかになってしまいます。
地方の場合だと転職に後ろ向きな人が多い印象です。
欧米では、自分のライフスタイルやキャリアに合わせて仕事を変えます。
今後日本も同じような価値観になるのは間違いありません。
日本人は忍耐強いのが特徴ですが、メンタルを病んでは元も子もありません。
4.さらに上の人に相談する
ある程度権力を持った人に相談してみましょう。
上司の人事は、自分の力では上司をどうすることもできないからです。
人事部や更に上の取締役クラスに相談することで解決の糸口が見えてくるかもしれません。
とはいえ直接言いにくい人もいると思います。
最近では、法令倫理の相談窓口を設置している会社もあります。
内部監査の観点から、パワハラの抑止力にもなるからです。
匿名でも投書可能なので、管理職が仕事をしなくて困っているなら相談してみましょう。
5.ボスマネジメントを駆使する
上司が不甲斐ない場合は、部下側から働きかけて良い方向に導く方法があります。
ボスマネジメントと呼ばれています。
4つのステップでボスマネジメントを実施していきます。
まず1つ目のステップは「信頼関係を築く」ことです。
信頼関係はすべての基本ですから、まずはしっかりと管理職とコミュニケーションを取りましょう。
2つ目のステップは「上司の性格に合わせて行動する」ことです。
信頼関係を築くステップで上司の性格を見抜き、上司が喜ぶように行動していきましょう。
3つ目のステップは「上司の好みに合わせて行動する」ことです。
仕事のやり方など上司の好みに合わせて進めていきましょう。
最後の4つ目のステップは「上司に提案する」です。
もちろんボスをマネジメントしなければならないわけですから、しっかりと上司にもメリットがあるように提案をしていきましょう。
6.耐えられない場合は転職を考える
「あれこれ考えたり対策をするのは面倒だな」
そう考える人もいると思います。
面倒に感じたり、もう耐えれないと思うなら逃げ時かもしれません。
AIにより様々な職が代替されるとはいえ、今は空前の人手不足です。
我慢を続けて働くよりあなたにあった働き方ができる会社は必ずあります。
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管理職が仕事をしない時の3つの対処法
あなたが部長以上のクラスで、部下の管理職である部長や課長が仕事をしない場合の対処法を解説します。
以下の3ステップになります。
- 管理職向けのセミナーに参加させる
- 人事評価制度を見直す
- 人事異動を検討する
一つずつみていきましょう。
1.管理職向けのセミナーに参加させる
管理職向けのセミナーや交流会に参加させてみましょう。
異業種と交流ができるようなセミナーだと、様々な考えや人に触れ合えて意識が変わるかもしれません。
僕はまだ課長だった時に、地元商工会議所青年部に入会しました。
そこで同世代、異業種の人と繋がりを持てたことで自身の成長に繋がりました。
お金を出しても買うことができない経験ができたのは本当に感謝です。
2.人事評価制度を見直す
人事制度や評価制度を見直してみましょう。
会社の制度を見直すようなことは、上層部しかできないことだからです。
仕事をしない人には、キチンとマイナスの評価がされるような制度を整備する必要があります。
とはいえ、マイナス評価された本人の士気にも関わるので慎重に行いましょう。
良い意味で注意喚起できて成長を促したいです。
3.人事異動を検討する
最終手段になりますが、人事異動を検討しましょう。
成長を促したり注意喚起したりしても改善が見られない場合は、より適した部署への異動が効果的といえます。
大きなグループ会社の場合だと、関連企業への出向もあり得ます。
テレビドラマ「半沢直樹」であるような世界は実際にあります。
とはいえ、人事異動は部下の人生を左右する出来事です。
仕事をしない人が悪いですが、本人はそう考えませんので気をつけましょう。
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