「管理職に向いていないかも」
「リーダーの器じゃない気がします」
「自分に合った働き方をしたいな」
40代になると、管理職が見えてきます。
出世すれば、給料も上がるし生活も楽になるでしょう。
しかし管理職になると、理想と現実のギャップに苦しみます。
日本企業は、プレイヤーとして仕事ができる人が評価されて管理職に昇進するからです。
実はプレイヤーとして「自分で動いて成果を出すこと」、管理職として「部下を動かして成果を出すこと」は、全く違います。
「もしかして自分は管理職に向いていないかも？」と悩む人が多いです。
この記事では
- 管理職に向いてないと感じる理由
- 管理職に向いていない人の特徴
- 管理職に向いていない時の対処法
を詳しく説明していきます。
ぜひこの記事を参考に、ワンランク上の管理職を目指しましょう。
▼本文を読む前に
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管理職に向いてないと感じる5つの理由
なぜ、管理職やリーダーに向いていないと感じてしまうのでしょうか。
管理職に向いていないと感じる理由を解説します。
- 人に興味がない
- 1人の仕事が好き
- 責任を取りたくない
- 人に気をつかうのが嫌
- 人に仕事を頼むのが苦手
一つずつ見ていきましょう。
1.人に興味がない
人に興味がなければ、管理職やリーダーに向いてないと感じます。
管理職は部下や上司との関わりが必須だからです。
部下の教育、場合によってはプライベートの相談を受けることもあります。
会社の規模によっては、上層部の役員との関わりも増える人もいるでしょう。
しかし人に興味がない人は、わずらわしいと感じてしまいます。
コミュニケーションが苦手な人や人と関わりたくない人は、管理職やリーダーに向いてないと感じるでしょう。
2.１人の仕事が好き
1人でコツコツ仕事をすることが好きな人もいます。
しかし管理職やリーダーは、1人で仕事をするわけにはいきません。
自分がプレイヤーとして動くことより、部署をマネジメントする能力が求められます。
自分のペースでのんびり仕事したい人は、管理職やリーダーに向いていないと感じてしまうでしょう。
3.責任を取りたくない
責任をとりたくない人は、管理職やリーダーに向いてません。
出世するに従って背負うモノが重くなるからです。
会社組織はピラミッド型なので、上に行くほど管理する部下の数は増えます。
不本意な謝罪や理不尽な思いをさせられることも多いです。
誰でもトラブルは避けたいでしょう。
しかしトラブル解決は、管理職の重要な仕事です。
責任を取りたくないなら、管理職やリーダーは務まりません。
管理職の責任について詳しく知りたい人は、関連記事「【管理職は辛いですよね!】責任・プレッシャー管理職を襲う様々な悩みを現役部長が解説します！」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね！
4.人に気をつかうのが嫌
人に気をつかいたくない人は、管理職やリーダーに向いていないと感じます。
「え？出世してもまだ気を使う必要があるの？」
そんな声が聞こえてきそうです。
極論ですが社長以外は、全員中間管理職です。
部下と上司の両方に気を配る必要があります。
役員や上層部の意見は会社の方針なので、上手く部下に伝えなければなりません。
逆に部下からの提案や意見も、上手く対応する必要があります。
伝えるだけでなく、バランスを取りながら成果に繋げていくのは難しいです。
顧客に対しては勿論ですが、上層部や部下にまで気をつかうのは疲れてしまうでしょう。
5.人に仕事を頼むのが苦手
人に仕事を頼むのが苦手な人は、厳しいと感じてしまいます。
自分で動くより部下へ仕事の割り振りをする必要があるからです。
部下に動いてもらい成果を出すことが求められます。
「名選手、名監督にあらず」の通り、仕事ができる人が必ずしも良い管理職とは限りません。
仕事ができる人は、自分でやるほうが早いので自分でやってしまいます。
人に仕事を頼めない人は、管理職やリーダーには不向きです。
管理職に向いていない人の3つの特徴
こんな管理職やリーダーは嫌な、管理職に向いていない人の特徴を解説します。
- マネジメント能力が低い
- コミュニケーション能力は不足
- 会社の良くない部分を受け入れきれない
それぞれ詳しくみていきます。
1.マネジメント能力が低い
マネジメント能力が低い人は、管理職やリーダーに向いていません。
管理職の重要な仕事は、部下や組織のマネジメントだからです。
「十人十色」の言葉があるように、色々なタイプの部下がいます。
管理職側が部下に気をつかう必要があります。
昭和の時代は「努力と根性」が合言葉だったかもしれません。
しかし令和の時代では完全にパワハラです。
管理職側やリーダーも、しっかりマネジメントの勉強をする必要があります。
うちの上司って仕事できないんだよなと感じている人は、関連記事「【どこの会社にもいる】仕事ができない上司に疲弊！現役部長が上手な付き合い方を教えます」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね！
2.コミュニケーション能力が不足
コミュニケーション能力は、ビジネスに必須のスキルです。
話し方や伝え方で、与える印象は大きく変わります。
- 仕事は見て覚える
- 男は背中で語る
そんな昔気質な人もいますが、キチンと言葉に出さなければ伝わりません。
逆にコミュニケーション力さえあれば問題ないといえます。
感情的になりやすい人や、平等に接することができない人は、管理職として論外で自分を律することも必要です。
会社員がコミュニケーション力を鍛えるには、おすすめの本があります。
史上初の3年連続ビジネス書年間ベスト10入りを記録した大ベストセラー。
伝え方が９割
| 著書 | 佐々木 圭一 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
伝え方が9割には「2」もあるので、是非セットで読みましょう。
伝え方が9割 2
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具体的には、下記のようなコースがあり実践形式で進めます。
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3.会社の良くない部分を受け入れきれない
管理職やリーダーになれば、会社のダークな部分を目にすることがあります。
経営層に近づけば、上層部のドロドロした人間関係の嫌な部分を目にするからです。
場合によっては、心苦しい決断を強いられる時もあります。
ギャップに苦しんでメンタルを病んでしまう人もいるので注意しましょう。
メンタルの不調は、自分でなかなか気がつきにくく無理をしがちです。
しかも一度病んでしまうと、回復するのにかなり時間がかかってしまいます。
会社の良くない部分を受け入れきれない人は、管理職やリーダーに向いていません。
管理職に向いていない時の対処法3選
管理職やリーダーに向いていないなと感じた時に、どうしたら良いか解説します。
- 上司に相談する
- 勉強してスキルを磨く
- キャリアチェンジを検討する
順番に解説します。
1.上司に相談する
可能な環境であれば上司に相談しましょう。
降格を申し出ることも可能ですし、場合によってはスキルUPのためにセミナーの受講をすすめられるかもしれません。
管理職の上司といえば、部長や取締役なので決定権もあります。
意外とスピーディーに解決する場合もあるでしょう。
とはいえ、一度話をしてしまうと後には引けない可能性があるので注意しましょう。
2.勉強してスキルを磨く
自分にスキルが足りないと思うなら勉強すれば問題ありません。
はじめから満足いく成果を出せる人は少ないからです。
手軽に勉強するなら読書がおすすめで、金額も1,000円少々で勉強ができます。
ランチを1回我慢したり、スタバを2回我慢したりすればOKです。
関連記事では、管理職におすすめの本を紹介しています。
まずは自分が気になった本でOKなので、1冊ポチってみましょう。
1.リーダーの仮面
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2021年に最も売れたリーダーシップ論書です。
1人のプレイヤーからリーダーになるために必要な思考が詰まっています。
カリスマ性も人間的な魅力も不要、本当に求められるリーダースキルを知ることができる1冊。
2.リーダーになる人に知っておいてほしいこと
パナソニックグループを創りあげた松下幸之助の松下政経塾。
塾生たち伝えつづけた思いと人間教育をベースに構成されています。
伝える物事の本質を見抜き、これからの日本を引っ張るリーダーに大切なことをまとめた1冊。
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3.人を動かす
| 著書 | Ｄ・カーネギー |
| 出版社 | 創元社 |
部下や後輩との接し方、どうしたら相手が納得してくれるか？気持ちよく動いてくれるか？
仕事環境での人間関係などの答えが詰まった1冊。
他にもおすすめの本はたくさんあります。
関連記事「優秀な管理職になるためにおすすめ本12冊」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね！
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3.キャリアチェンジを検討する
管理職やリーダーが厳しいと感じるなら、働き方を変えていきましょう。
全員が管理職を目指す必要はなくて、自分に合った働き方で働けばOKです。
たとえば人をマネジメントするのは苦手でも、技術はピカイチなんて人はいませんか？
そんな人を管理職に任命しても本来の力を発揮することができません。
自分の得意を生かせるキャリアで働くほうがWinWinの関係といえます。
キャリアチェンジと言っても、何をすれば良いか分からないでしょう。
そんな人は、まずは転職エージェントに登録して相談することがおすすめです。
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おすすめの転職エージェントについては、関連記事「【2024年最新版】おすすめ転職エージェントまとめ 人事歴18年の僕が教えます！」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね！
管理職の器じゃなくてもOK
そもそもですが、管理職やリーダーに向いていなくても全く問題ありません。
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もしあなたの職場が、人間関係や労働環境が悪い場合は要注意です。
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もしあなたが働けなくなっても、家族やお子さんの生活、住宅ローンや車のローンの支払いは待ったなしです。
当面の貯金があったとしても、永遠ではありません。
減り続ける貯金残高による焦りから、転職活動に失敗する人もいます。
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